2009年1月23日

パソドブレ '06 / ダンシング・ヒーロー


酒倉庫人 波蔵です。

お酒を扱うことで たまに個人買いということもままあるのですが
今回は 配送兼営業の2,3人でワインを買って試飲するというので便乗しました。

お品は アルゼンチン・ワイン マージ社
『パソドブレ'06』
エチケットが超カッコイイ..

マージ社はイタリアの名門 ここアルゼンチンへ進出ということです。

ワインに関しては 私のなかで鳴り物入りと先入観なしの2通りのチョイスを
することが 多々あるのですが このワインに関しては ほぼ後者です。

マージ社は イタリアでは 名ワインを輩出している老舗の大手ですが
近年では テロワールを南半球に移してコラボレーションを行う醸造家のプチ・ブームが
あり その流れのような印象をもちつつ 気になってはいたんですが..

お値段もそこそこしますし まだまだ この価格帯のアルゼンチンワインには若干、抵抗が
あったからかもしれません。

まずは 今回 皆が試飲するので 一緒にと..

以前は 一般的には補助品種とされてきたマルベックが主品種で コルヴィーナが少しのセパージュ。
補助品種といっても ここサード・パーティでは 暖かい気候に恵まれてることもあり
アルゼンチンの代表品種であります。

ヨーロッパでは立派に育たなかった子供も ところ変わり 生活環境が変われば
その 性格、品性さえも 別人格になりうるということですね。

試飲の印象は ザックリ言うと イタリア流というかイタリア・ワインでした。
アルゼンチンらしさ みたいな感じは さほど感じないのは善し悪しでしょうか。

マルベックの力強さは当然ですが その印象はアフターまで続くタンニンの多さが突出してます。
そして コルヴィーナの酸が すっきりとしたバランスを保つ そんなワインでした。

肉料理全般、煮込み料理や トマトベースのパスタや ピッツァなどにもお勧めです。
う^^ん イタリアーノですな。


『パソドブレ』 社交ダンスでお馴染みのダンスであります。

ただ 発祥はスペインの闘牛場 マタドール(闘牛士)の登場の時の音楽。
これが踊りになったんですが 当時の英国人が持ち帰って 今のスタイルになったそうです。

パソドブレというダンスの特徴は 4種類ほどある ラテン・ダンスのなかでも
男性主導であることで(タンゴ、フラメンコなんて女性主導ですよね)
もとより ラテン・ダンスは女性の美の表現手段でもある大衆性の強いものですが
パソドブレでの女性の役割はカポーテ(闘牛に使われる赤いケープ)となります。

なるほど ここでいう(ワイン) マタドールはマルベック、カポーテはコルヴィーナですね。
男性的な品種 と 女性的な品種のセパージュは 闘牛をイメージしたものなのでしょうね。

実は このセパージュ ちょっと無理があるような感じしたんですけど..でもいいかなぁ
男&女なんて 無理ばかりですし 相容れないものがあるでしょう?
そんな芸術的感性でワインが造られるとするならば それもありかなぁ。

なにより 1992年 今から10年ほど前にこんな 映画観たこと思い出しました。

『ダンシング・ヒーロー』

監督 バズ・ラーマン
(これがデビュー作の ディカプリオ主演の『ロミオ&ジュリエット』の監督)

=ストーリー=
両親ともにダンサーのスコットは社交ダンス界のホープで、彼が次期チャンピオンだと誰もが疑っていなかった。しかし彼は大会で自分のステップで踊り、負けてしまう。母親に責められ、怒ったパートナーのリズにも去られ、それでも自分のステップは間違っていないと主張するスコットは新しいパートナーを探すことになる。

しかし新しいパートナーは決まらず、次の大会の日付が迫ってきてしまい、回りはやきもきする。そんな時、スコットが一人で踊っていたところを、ダンス教室の生徒の一人フランが物陰から見ていた。フランは勇気を出して、自分をパートナーにとスコットに申し出る。しかし、スコットは冴えない容姿に加えて素人同然のフランを自分のパートナーにするつもりはなく、断りかけるが、フランが披露したフラメンコ風ステップに魅せられ、二人は大会に向けて猛特訓をはじめる。
さて 大会の結末と二人の思いはいかに..

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

まぁ 青春コメディーの決定版です。
これが非常に面白かった。

全編にわたるダンスの素晴らしいことったら..勿論コメディーですからバカもふんだんです。

一方で

『なにかができる自分になりたい』 そんな気にさせられ後押しされる映画です。
















作中のラスト・ダンスが 『パソドブレ』


あと 最も美しいシーンが 屋上のコカ・コーラの看板の前で二人が踊るシーン。
一刻ごとに夕陽が変わるなかで BGMが『タイム・アフター・タイム』

この映画機会があれば 是非ご覧くだされな。

アルゼンチンの地で 造るワインなら 『タンゴ』のはず
あえて スペイン発祥の 『パソドブレ』としたマージ社の挑戦と解釈するならば
冒険であるとわたしは評価したいかなぁ..

パソドブレは 大衆ダンスから 異国の人々によって 海を渡り、ソシアルダンスとして発展したことも
このワインに込められた思いなのかなぁ..?

でも ソシアルダンス(社交ダンスというか競技ダンスはそっぽむいてますよねぇ)
そこがちっと ものたりないけど

本当のラテン・ダンスのよさは 『情熱』 目と目を見つめあって 離れそうで離れない 駆け引きの
ような距離感が素敵です。

そして

ワインの素晴らしさは ワインの味、そのものはもとより エチケットやネーミングなどに作品
(あえて商品とはいいません)としてのコンセプトや想いが汲み取れること。

そして造り手さんのそぉいう思いなんかが わたしの記憶や思い出とマリアージュすることが
なにより 嬉しいのです^^。



ps

この映画オーストリア制作でっす(笑)

ゴメンネ ゴメンネ~^^/

2009年1月18日

マジック アワーと イメルダさん Johnny Got A Boom Boom

酒 倉庫人 波蔵です。

昨日は あんなにいい天気だったのに 今日はいまいち..

金曜日 逗子にいったとき お客さんとの会話のなかで
天気がいいと海岸線に富士山が見えるそうで
丁度 夕方と夜の境のほんの短い間 見事な風景が見れるそうです。

あぁ これって マジック・アワー(魔幻時間)のことだなぁ なんて思ってて

(マジックアワーとは、日没後の「太陽は沈み切っていながら、まだ辺りが残光に照らされているほんのわずかな、しかし最も美しい時間帯」を指す写真・映画用語です。)
-Wikipediaより引用


で 早速 借りました。


『ザ・マジックアワー』
三谷幸喜監督、佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか、西田敏行 出演
2008年公開の大ヒット コメディーですね。



↓ ホーム・サイトのリンクです。
http://www.magic-hour.jp/index.html








伝説の殺し屋 デラ富樫役の佐藤浩市が実にお見事。笑えます。
昭和初期のノスタルジックな映像が なんとも新鮮で ストーリー展開も面白いです。

この作品で言うマジック・アワーとは 人生の最高の瞬間を意味してます。
そう思うと色んなことが そうなんだなぁ.. 昭和の古きよき時代を舞台にしているのも
きっと こういう時代があったなぁ みたいな思いがこめられているんでしょうかね。
このブログのスタイルもレトロチックに変わったことですし・・

ちょっと 肩の力を抜いて 楽しめるドタバタ コメディー映画です。


観ながら おやつに これ食べてたんですけど..いいかも

 

ちと贅沢なチョコボール。 ミントチョコなんですけど
ゴディバです。

これ美味しい。

で パッケージが ブリキ缶でお洒落です。
ピルケースになりそぉ

そろそろ今日の1曲。

いつもは ここで 紹介しない感じの曲ですが
お題目もマジックアワーってことで 特別編です。
(とはいえ 昨日のは なんなんだ?)

音楽についても ふとしたキッカケで面白いものをみつけますね。
私的には 大注目のイギリス女性シンガーです。

アイルランドの太鼓バウロン(bodhran,ボーラン)を手に(これ面白い!)
'50S リアル・ロカビリーを聞かせてくれますが 実に現代的な印象で
歌声も その容姿に違わず しゃがれてて SEXYです。

Imelda May - Johnny Got A Boom Boom
イメルダ・メイ/ジョニー・ゴットア・ブーン・ブーン



場末な感じが かっこいいねぇ! 
実力派でブルースの下地がかんじられますね 

彼女のHPです。HQ な 音源ならここで聴けます。
http://www.imeldamay.com/

古典とのアレンジは 何れも 今回のキーワードかなぁ

まだ 大手とは契約してないみたいですし
彼女のマジックアワー 観てみたいです。